2013年5月10日金曜日

今日のパン

本日焼いたパン。

酵母100g
粉400g
水270cc
塩7g
ぐらい

キッチンエイドの中で3〜4分捏ね、冷蔵庫で寝かせること丸3日。
冷蔵庫から出した時には膨らみ過ぎて空気が抜け、生地が沈みかけていましたが、2次発酵はうまくいきました。
浅くて小さいホーロー鍋に無理矢理入れてみました。
450Fのオーブンで焼くこと30分。
焼き色がつくのに時間がかかりました。

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クロースアップビュー。
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ちょっと上が焦げてしまいました。
前回のパンの記事で書いたように、サワードーブレッドは、冷蔵庫で長く発酵させるとグルテンがバクテリアにより消化されるので、私たちが食べた時に消化しやすくなります。
以前インターネットで読んだ記憶があるのですが、低温で長期間発酵させたサワードーは、体が炭水化物ではなく、ベジタブルと認識して消化するそうです。
それだけ消化しやすい形になっているということでしょう。
1週間ぐらい発酵させてみたいのですが、冷蔵庫にスペースが取れないのが悲しいです。

パンを焼く時のtip。切り目にバターをのせるとパカっときれいに開きます。

2013年5月7日火曜日

天然酵母パンの秘密

「リアルフード」という言葉を聞いたことがありますか?
文字通り「本物の食べ物」という意味です。
日本ではあまり必要のない言葉かもしれませんが、アメリカではリアルフードを探すのはちょっとした努力が必要です。

アメリカのスーパーは日本に比べるとかなり巨大です。
初めて訪れた時は、その大きさと種類の豊富さにただただ圧倒されました。
で、何が場所を占めているのかというと、ほとんどは加工食品なのです。
冷凍庫にはレンジで数分温めるだけの、「TVディナー」がずらりと。
ピザはもちろん、朝食用のワッフルまで。
スナック売り場では、大きなバッグのチップスが所狭しと並んでいます。
シリアルの数も半端ではありません。

加工食品には、添加物はもちろんのこと、遺伝子組み換えされた原材料が使われています。
アメリカでは遺伝子組み換えの表示義務がありません。
国内に出回っている大豆やコーンのほとんどが遺伝子組み換え品だと言われています。
そして、このコーンや大豆は驚くほど多くの加工食品に使われています。
家畜の飼料は今ではほとんどが大豆ベース。
スーパーで買うお肉は牛にしろ豚にしろチキンにしろ、皆遺伝子組み換えされた大豆を食べて育てられたものです。
コーンが材料になるコーンシロップ(ハイフルクトースコーンシロップも含めて)も、スーパーで売っている甘いお菓子やソーダ、シリアル等に使われています。

こうした中で、昔から食卓に並んでいた食べ物を探すとなると、オーガニックフードに頼るしかありません。
遺伝子組み換え食品が材料に含まれているとオーガニックと認定されないからです。

と、前置きはこのくらいにして、今日はパンの話題です。
最近小麦に含まれているグルテンがかなり悪者扱いされています。
スーパーでも「グルテンフリー」と表示された食品が一昔前に比べるとかなり頻繁に目にするようになりました。
オンラインでも、グルテンを食べないようにしているという書き込みがたくさんあります。
なぜこんなにグルテンが敵視されているのでしょうか?

グルテンは牛乳に含まれるカゼインと並んで、実はとても消化しづらいタンパク質なのです。
昔から小麦アレルギーがありましたが、最近ではその数も急増しているそうです。
この背景には、近年の小麦はグルテンが強化されているということがあげられます。
パンを作る時、グルテンが多く含まれる粉を使って練ったりたたいたりしてグルテンを発達させると柔らかいフカフカのパンになりますよね。
食パンなどのボリュームを出したり、柔らかくしたいパンには、グルテンが多めの強力粉を使います。
逆に、日本産の小麦は外国産の小麦に比べるとグルテンが少ないので、うどんや、あんぱん等の、ボリュームを押さえたものに使われます。

さて、最近アメリカでは、肥満や生活習慣病の原因は実は今まで言われてきた脂肪やコレステロールではなく、炭水化物の取り過ぎがよくないのではという見方が増えています。
アメリカで炭水化物といったら、ほとんどが小麦です。パンもパスタもシリアルも、グルテンが含まれています。

健康な人だったらグルテンも問題なく消化できるのですが、加工食品がスーパーの大部分を占めるこの国にとって、実は消化器官が正常に機能していると言う人がどのくらいいるのでしょうか。

アレルギーをはじめとする疾患は、消化器官の炎症や腸内バクテリアのバランスが崩れて未消化の食物が体内に残ることから起こるという見解があります。
人の体内には体を構成する細胞以上のバクテリアが存在しています。
食品添加物、加工食品や遺伝子組み換え食品は、従来から人が食べ、消化してきたものとは違います。そうすると、体はうまく消化することができず、徐々に腸内が荒れていきます。
胃腸が荒れ、腸内バクテリアのバランスが崩れ、悪玉菌が増えてくると、さらに消化環境が悪くなります。
そうするとちょっと複雑なものが消化できなくなる。アレルギーの多い牛乳や大豆も実は消化しづらい食品のトップリストなのです。

こうして長年に渡る食生活でダメージを受けてしまった腸内環境を改善しようとしている人たちが探し求めているのが先に挙げた「リアルフード」です。
今からお話するサワードー(サワー種のパン)も、スーパーでイーストが売られる前には普通に作られていた伝統的なパンなのです。

子供達のスイムチームでは年に数回パーティーがあります。
パーティーと言っても、親が食べ物を持ち寄って、練習の後にそれを食べるだけなのですが、
あるパーティーの時、13歳ぐらいの女の子がピザやサンドイッチがあるにもかかわらず、フルーツだけを取って食べていました。彼女のお母さんが、
「うちの子はグルテンを食べないの」
と言っていたのでどうしてか尋ねると、お嬢さんが一時期原因不明の体調不良で、ベッドから起き上がれないくらいだったというのです。医者に行っても原因もわからず、何をしてもぼーっとしてしまって、しばらく学校にも行けなかったと。きっかけは聞きませんでしたが、グルテンを食べるのをやめたら急によくなったので以来グルテンは食べていないのだそうです。お嬢さんも食べたがる様子もなかったのでよほどつらい思いをしたのでしょう。

そういう話を実際に聞くと、グルテンってよくないのかなと思ってしまいます。
私はグルテンに敏感な訳ではありませんが、去年あたりから胃腸の調子が悪く、頻繁に下腹部が痛くなるようになりました。
食事前にエンザイムを飲むと痛まないのですが、外食したり、友人宅で食べたりすると十中八九痛くなります。やはり腸内環境がよくないのだなと思い、それも食べものに気をつけるきっかけとなりました。

何はともあれ、グルテン、どうしようかなと思っている時に、発酵食品を推進しているドナさんのサイトでこんな記事を見つけたのです。リソースはここ。

これによると、冷蔵庫で長時間発酵させたサワードーブレッドはグルテンにアレルギーのある人でも食べられるというのです。
善玉菌が長時間の発酵過程でグルテンを消化してくれるらしいのです。
何と!!
最近消化のことを考えて、オーガニックや発芽パンを買っていたので、コストも馬鹿にならないし、だったら作ってみようか。ということで種おこしから始めました。
純粋なサワー種とは違いますが、昔作ったことのあるレーズンから種を起こします。

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レーズンをかぶる程度の水につけて数日置いておくと、レーズンについた菌が発酵を初めて泡を出します。

泡が収まってきたらレーズンを漉して、このレーズン液に全粒粉を混ぜ、倍に膨らんだらまた粉を足す。
これを三回繰り返したら天然酵母の出来上がり。
パンを膨らませるのに十分な菌が繁殖しているはずです。

天然酵母の作り方はオンラインでたくさん載っているので参考にしてください。

この酵母120gに粉300g、水180cc、塩5gで焼いたパンがこれ。
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粉は全粒粉と白い粉を半々にしました。
これでは発酵はせいぜい1日が限界。冷蔵庫でも二日で生地が膨らんでしまいます。
LAに昔からあるベーカリーによると、よく捏ねて、何日も冷蔵庫で低温発酵させたサワードーブレッドはグルテンアレルギーの人が食べても問題ないとのこと。
何日も冷蔵庫で発酵させるには、もう少し酵母を減らして粉や水の量を増やさないといけませんね。
ということで今そちらは試行錯誤中です。

最近はなぜかパンを食べる量が減ったので作る量も減りましたが、一時期は毎日、多いときには一日2度も焼いていました。
焼いたパンとファーマーズマーケットで買った卵で卵サンドを作った時の写真。
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ここのファームはフリーレンジのオーガニックチキンを育てています。
フリーレンジというのは、狭い室内に閉じ込められているのではなく、外に自由に出入りしてそこで虫をつっついたり本来の鳥がする活動ができる環境ということです。
卵の大きさや色が違い、割ると黄身の大きさや色もそれぞれ違うのが自然っぽくて気に入りました。
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何の変哲もないエッグサンドイッチですが、エンザイムなしで食べてもお腹が痛くなる心配はありません。
自家製天然酵母パンは、お財布にもやさしいです。
お店でオーガニックの天然酵母を買うと、安くても半ローフで3ドル。
オーガニックの食パンや発芽小麦を使ったパンは一斤4ドルはします。
家で作ると、オーガニックの小麦粉は5ドルほど。これで約1ヶ月はもちます。

リアルフードは準備に時間がかかりますが、便利さばかりを求めて加工食品や冷凍食品に走った過去を反省して、多少時間がかかってもなるべく手作りを心がけている今日この頃です。

2013年4月7日日曜日

医者にいかずにどうやってインフルエンザを治す?

すごくご無沙汰してしまいました。
いろいろ悪戦苦闘の日々が続き、さてどこから始めたらいいのやらと悩んでしまうところです。
とりあえず娘の不調からご報告。

3月の始めにスイムミートがありました。
娘も息子もベストタイムを出すことができ、こんな充実したスイムミートは久しぶりだと喜んでいたのですが。
その夜中、
「ママ眠れない。」
と娘が目をこすりながら私のもとにやってきました。
どうしたのかと思いきや、体が熱い!
触った途端にこれはかなりの高熱とわかるほど。
はかってみると102度(38.8度)。
なんたる不覚。今年は無事に乗り切れるかと思っていたのに、風邪のシーズンが終わろうとしてるこの時期になってかかってしまった。
心当たりはいくつか。
まず、その前の週、出張前の主人の声がでなくなっていました。
本人はそれ以外の症状がなかったので、最初はなんだかわからないようなことを言っていたのですが、多分風邪。
その2、3日後に娘は一度99度(37度ぐらい)の熱を一晩出しています。
それがぶり返したのか、もしくは、スイミングの仲のいいお友達一家がその一週間前にほぼ全滅していました。
家族全員が次々と高熱。一番上の13歳のお兄ちゃんに至っては2週間も熱が下がらないという質の悪い風邪。
おそらくインフルエンザだとお母さんが言っていました。
熱が下がるとみんなスイミングに出てくるのですが、咳はしばらく続くから移る確率大。
学校でも娘のクラスでは30人中7人欠席。
まだまだフルー健在のよう。

その日の夜はアイスパックを首筋やおでこにあてたりしてやり過ごしたのですが、翌朝には熱は一時的に下がっていました。
なるべく薬を避けたかったので、お友達から風邪に効くと聞いていた、Elderberryのシロップを服用させることにしました。



お砂糖は菌が繁殖するので、シロップではなくエキストラクトが望ましいのですが、ちょうどMothersでこのシロップがセールだったので、試してみることにしました。
風邪薬というよりは、免疫ブースターといった感じでしょうか。
この他に、自家製ピクルスのジュースが効くと聞いたので、大匙1程度を何度か飲ませました。
ピクルスのジュースには善玉菌がたくさんいます。
70%の免疫活動は腸内で行われていると言います。
腸内環境を整えることが免疫力を高めることにつながります。
普段から発酵食品を食べて善玉菌を補給することは実は消化機能だけでなく、体の防衛システムにもとても重要なのです。

ちょうど運悪く主人が出張に出たばかりだったので、お兄ちゃんの学校のお迎えやスイミングの時も娘は車で一緒に待っている羽目になってしまいました。
午後になると嫌な感じで熱がぶり返してきました。
これはインフルエンザかも。だったら私たちも気を付けないと。

二日目が一番悪かったようです。
いつもはカウチで横になってテレビを見ているのに、この日はぐったりとして目をつぶっているだけでした。
熱も103度(39度)を越えていました。
とにかく水分。飲めるときはケフィアや、チキンの骨からとったスープを飲ませました。
アメリカでは風邪をひいたらチキンスープとよく言いますが、市販の缶のチキンスープでなく、ちゃんと骨と肉から作ったスープはタンパク質やミネラルが溶け出しているのでとても弱った体の滋養になるのです。

咳も出てきたので、Mothersの herbal extract 売り場にある咳用のティンクチャー等も試してみたのですが、一番効果があったのは、アップルサイダービネガーと生ハニーを1:1で混ぜたもの。
生のアップルサイダービネガーと生のハニーにはどちらにも殺菌効果があり、ハニーが喉をコーティングするような働きもするようで、不思議と咳がしばらくおさまるのです。
このころまでには私も鼻が詰まり、夜になるとものすごく喉が乾燥して痛み、咳が出るようになっていたので、ビネガー/ハニー ミックスを大匙一杯ほど頻繁に飲んでいました。



はちみつは、ニュージーランドのマヌカハニーが殺菌効果が高いことで知られています。
昔から傷口などの外傷にも使われているほどの品質。
マヌカハニーには、+15のように数字で効果が表されていて、数字が高いほどその効果も高く、お値段も上がります。
マヌカハニーに限らず、生のはちみつには殺菌効果があります。
特にローカル(地元)のはちみつは花粉症にも効くと言われています。
安いはちみつは中国産が混ざっていたり、ハイフルクトースコーンシロップだったりするので、買うときは必ず産地を確認してください。




結局熱は木曜日まで続きました。
金曜日にようやく下がったものの、娘は翌週半ばまでずっとご機嫌ななめ。
調子が戻るのには時間がかかったようです。
私と息子は鼻風邪程度で済んだのが不幸中の幸いでしょうか
果たして娘のはインフルエンザだったのだろうか?

ようやく治ってほっとしたのもつかのま、娘が先週また風邪をひいてきました。
今年は熱が一度下がってもまたぶり返すという例を何件も聞いていたのですが、彼女は咳と鼻水。
なんで?

実は娘は生まれた年になぜか中耳炎を繰り返し、毎月のように抗生物質を飲んでいました。
それから抗生物質にお世話になること年に数回。
去年これではいけないとカイロに連れて行った先で言われたのは、生まれてすぐ抗生物質を多用したので、体がもう戦おうとしていないということでした。
毎年兄が咳をすれば娘は熱を出すという有様だったのですが、今年は大丈夫と思っていたのに甘かったようです。
今回はピクルスのジュースなんて生易しいことを言わずに、自家製ガーリックピクルスを有無を言わせずに毎日の日課に追加。
善玉菌補給と殺菌効果を一度に取ってもらいましょう。

とりあえず鼻をすすっているとすぐに中耳炎になるのがいつものパターンなので、それを何とかしないと。
鼻をかむのが下手くそなので、鼻を洗うことにしました。
よくアメリカではNeti Potというものを見かけます。
鼻を洗う専用のティーポットのようなもので、塩水や専用の液を入れて鼻に流し込み、鼻を洗います。
昔うちの主人も私の伊万里焼のティーポットで鼻を洗ってふたを落として割ってしまいました。
わざわざ伊万里焼使わなくてもいいのに。。。

ただ、ポットで鼻を洗うには顔を傾けたりして大変そう。子供には難しそうです。
そこで、しばらく前にフェイスブックにポストされていたビデオを思い出しました。


こんな小さい子が、上手に鼻リンスをしているじゃないですか!
これだったら顔を傾けなくてもいいので楽そう。あまりにも簡単そうなので、私もやってみたくなりました。
鼻水が出てるときに洗ったら気持ちよさそう!



Costcoで大きいパックが売っていたので、その日のうちに購入して早速試してみました。
鼻が水に入るとちょっとツンとする感じがするのですが、すぐに慣れます。
鼻が乾燥気味だったのですが、中で出血して固まっていたらしく、それが一気に流れ出てきました。
出してしまうとスッキリ!
幸い娘はスイミングのターンで鼻ツンは慣れているので、問題なくクリアー。
ちょっと汚いのですが、色のついた鼻水がたら~んと流れ出てきました。
終わった後も水分で緩んでいるので、鼻もかみやすくなっています。
アレルギーにも効果があるようです。
ボトルの使いやすさはもちろんのこと、付属の粉を水に溶かすのですがこれが瞬間に溶けてまた使いやすい。
塩とベーキングソーダのようですが、自分で作ったらしばらくボトルを振って溶かすことになるはず。
これは久しぶりのヒット商品!
もうティーポットを壊されることもないでしょう。

鼻リンスを始めて1週間ほど経ちます。
ほぼ咳も止まったようです。
どうかどうか、中耳炎になりませんように。