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2015年4月23日木曜日

そのオリーブオイルは本物?

数年前からオリーブオイルが何かと世間を騒がせていますがご存知ですか?

市場に出回っている「extra vergin olive oil」のほとんどは、
実はベジタブルオイルとオリーブオイルの混ぜ物だというのです。


ショック!

オリーブオイルはそれぞれ個性があるので、
多少香りが弱くても、こんなものかと受け入れている人も多いと思いますが、
要注意。

今年の1月に、Bertolli とCarapelliブランドのオリーブオイルに対する集団訴訟が起こりました。



精製されたオイルに足しているだけなのに、
エキストラバージンとラベルしてある。
またイタリアから輸入されているように書いてあるのに、
実際は複数の国のオリーブを使用している。

というのが理由です。

オリーブオイルは今ではビッグビジネス。
イタリアでは農家や業者がオリーブオイルフラウドで捕まるほど。
少しでもずるして儲ける。
世の中何を信じていいのやら。

じゃ、どのオイルが本物かというと。

UC Davis でケミストリー(ケミカル分析)とセンソリー(匂い、食感、味)テストをしてオリーブオイルを評価したレポートが見れます。

これによると、Kirkland Organic は結構いい線いってます。
Corto、California Olive Ranch、Luceroがスタンダードをクリア。

また、Extra Virginity: The Sublime and Scandalous World of Olive Oilを書いた
トムさんのサイトによると、
Trader Joes'の Premium 100% Greek Caramata とCalifornia Estate Olive Oil や、
Whole Foods California 365がオススメだそう。

信頼できるオイル探すのも一苦労ですね。


参考
UC Davis Report
Top Class Actions
Truth in Olive Oil

2015年4月15日水曜日

電子レンジでできるポップコーンは危険?

土曜日に娘の友達がお泊まりに来てくれました。
午後にプールに誘ってもらい、
7時過ぎまでそこで楽しみ、
帰り間際に決まったお泊まり。

慌てて家に戻り、夕飯を済ませ、
お友達も急いで準備してきてくれたのだけれど、
現れたのは夜9時過ぎ。

それからキャピキャピ始まり、
ムービーを見ようという話になったのは午後10時過ぎ。

「ママポップコーン作って〜」

はいはい。

うちで大活躍、ポップコーンメーカー登場。

コーンカーネルを入れて、スイッチオンするだけ。
中でカーネルがグルグル回りながら温まり、
ポンポン跳ねて飛び出してくる仕組み。



外側は熱くなるので注意。


ポップコーンが少し冷めたら大きなビニール袋に入れ、
塩とオイルを入れて袋を振る。


これだけ。
オイルはやっぱり溶かしバターがベスト。
味が違う!
バターを溶かすのが面倒な時は、オリーブオイルで十分。

ハーブやスパイスを混ぜてもグッド。

ポップコーンだったら、
バッグに入っているマイクロウェイブポップコーンが楽じゃ〜ん。
という気持ち、すごくわかるのですが、

実はマイクロウェイブポップコーンは添加物漬けってご存知ですか?

ポップコーンカーネルとバターと塩だけという単純なものではないのです。

まず、マイクロウェイブポップコーンに本物のバターは入っていません。
じゃ、あのバターのようないい匂いは?

もちろんケミカルです。
黄色い色はフードカラリング。

「diacetyl」
というバターフレーバーに含まれているケミカル、
マイクロウェイブポップコーンの工場で働く人には
このケミカルヒュームを吸うことにより
「popcorn workers lung」という肺の病気になる人がいるそうです。

また、バッグの内側のコーティングに使われているPFOAというケミカル。
発がん性物質です。

ポップコーンは実はすごくシンプルに作れるものなのに、
ケミカルをたくさん足して食べるって、
とても理不尽な気がしませんか?

grass-fed のバターを使えば、
天然のビタミンやミネラルも加わり、
普通においしく食べられます。

ケミカルを足すよりも、
本物のファットを足す方が明らかにヘルシー。
シーソルトやヒマラヤンピンクソルトでさらにミネラルプラス。

何年か前のハロウィン。
トリックorトリーティングに行った時
普通だったらキャンディーをもらってくるのですが、
あるお宅の前には、
出店か?というくらい大型のポップコーンメーカーがあり、
出来立てポップコーンを子供達に振る舞っていました。
なんて素晴らしいアイディア!

ちなみにうちのポップコーンメーカー、
実は数年前にサンタさんが息子にくれたプレゼント。
息子というより、私が作る係ですが、
大活躍してます。




2015年4月11日土曜日

Costcoでアボガドオイル

アボガドオイルは植物性のオイルの中で最もスモークポイントが高いオイルです。
アボガドオイル:520F(270C)
オリーブオイル:375F (190C)
ココナッツオイル:350F (176C)

熱に強い=クッキング中に酸化しにくい。
これとても大事ですね。
酸化した油を食べると、体内で活性酸素が増えます。
活性酸素(フリーラジカル)は老化や病気の原因と言われています。

炒め物や揚げ物の時に熱に強いオイルを使うのはとても大切です。

アボガドオイルには天然の抗酸化作用を持つビタミンEも豊富。

このアボガドオイル、先週Costcoにありました。
昨年やはりCostcoで購入し、ずっと使っていたのですが、
しばらく店頭から消えていて途方にくれていました。
もうすぐ家のオイルがなくなってしまうので、焦っていたところに
また入荷されたようです。

メキシコ産で1Lボトル。
お得です。





2015年3月10日火曜日

3年間高脂肪な食事をした後の血液検査

前回のブログアップは何と2年前!
家の改築工事が始まり、ごちゃごちゃバタバタしていろいろなことから遠ざかっていましたが、
復活しました!

で、先月3年間さぼった健康診断に行ってきました
血液検査、マンモグラム、パップテスト(子宮がん検診)。

40を前にして体のあっちこちに不調が現れ始め、食生活を変えて早3年。
それまでの脂肪が大敵!という食生活から、バター、ココナッツオイル、オリーブ油、アボガドなどをふんだんに取り込んだ、どちらかというと高脂肪寄りの食事に切り替えました。

もちろん、変わったのは脂肪とのつきあい方だけではありません。
遺伝子組み換え食品を使ったプロセスフードは避ける、
オーガニックまたは外で草や虫を食べてそだった(pasture raised)牛の乳製品や肉、卵、鶏肉等を使用するなどなど。
もちろん野菜や果物はたくさん。

さて、この食生活、体にどんな影響を及ぼした?

結果は良好!

中性脂肪は若干高かったのですが、HDLコレステロールの数値がすごく高い!と先生に褒められました!
今までは中性脂肪は低くても、LDLの割には HDLも低めで、ま、全体的に低いからよしとしようといった感じ。
前回は15(単位は不明)でかなり低かったビタミンDも、今回は25に上がった!
ちなみに目標は30だそうです。

それまではずっと我慢していたパンにたっぷりのバターも今は何の罪悪感もなく普通に食べられて幸せ。本当に大丈夫かな~?と思ってはいたけれど、これで証明されたような感じがします。

ちなみにバターはちゃんと草を食べて育った牛さんのミルクから作ったバターを食べてます。
ビタミンA, Dや、抗がん作用のあるCLA(conjugated linoleic acid)が含まれています。

脂肪については脂肪を食べると太るのは嘘?を参考に。

2014年2月13日木曜日

キャノーラ油はヘルシーじゃない?!

先日ココナッツオイルについて書きましたが、同じオイルでも植物油が実は体に悪いという記事を最近よく目にします。
生産時にケミカルプロセスをする、高温加熱がされている、またオメガ6が摂取過剰になるのもよくない。
うーん、一昔前にはヘルシーと言われていたものがその名声を奪われ一気に坂道を下るというのは何とも恐ろしいです。
私が子供の頃は植物油は体にいいからと何にでも使われていました。
今では常識となった悪名高きマーガリン等のhydrogenated fatも、昔は競ってトーストにぬったものです。
私たちは一体何を信じて、何を食べてきたのでしょう?

さて、植物油の代表選手、キャノーラオイル(菜種油)ですが、こんな映像を目にしました。



これを見た限り、オイルを抽出する時と、洗うとき二回はケミカルを通していますね。どうやって漂白するのかは収められていませんでしたが、聞くのも恐ろしい感じです。そして最後に匂いを取る為に熱をかける。キャノーラオイルはかなり高度に精製されたオイルだったのです。

このビデオにもあったように、キャノーラオイルは飽和脂肪酸が低く、オリーブオイルと同じ一価不飽和脂肪酸が60%なのですが、オメガ3等の多価不飽和脂肪酸も含まれています。
このオメガ3は熱に大変弱く他の多価不飽和脂肪酸と共に、精製時に加熱された時点で酸化していると考えていいでしょう。
ということは、お店の棚に並んでいる時から、既にオイルは酸化していることになります。
酸化したオイルに含まれる過酸化脂質が体内に入ると、細胞を傷つけ、老化やはたまた癌の原因にもなるとよく言われています。例え少量であっても、なるべく控えたいですね。

更に、市販のほとんどのキャノーラ油の原料になる rape seed は遺伝子組み換えがされています。もともとの目的は、体に有害とされる特定の脂肪酸(erucic acid)含有量を低くするためなのですが、他の多くの遺伝子組み換え食品と同様、植物自体に農薬の役割を組み込んでしまっているのです。遺伝子組み換え食品(GMO)を食べているとアレルギー等の異常が増えると言われているのはこのためです。

では、キャノーラオイルは使わないほうがいいのか?

もともと日本や中国、インドでは古代から菜種油を使用していましたが、伝統的には菜種油と一緒にココナッツオイル、ラード、ギー等の飽和脂肪酸も食事に取り入れられます。そうすると、菜種油の有害とされている脂肪酸も何のリスクも示さないそうです。
今みなさんは現在ご家庭で調理用にどのような油を使用されていますか?
オリーブオイルブームから、一価不飽和脂肪酸が体にいいという概念が定着し、オリーブオイルやキャノーラ油の使用がかなり多いのではないでしょうか。
私もそんなメディアやブームに流されてオリーブオイル一本を使用していた一人でした。
実は一価不飽和脂肪酸のみが増えると、逆に心臓病の発生率が増えるという報告があるのです。
「飽和脂肪酸は悪。植物油が善。」というのは、アメリカの食品産業の巧妙な策略と宣伝の賜物であるようです。
ショートニングの「クリスコ」の販売戦略がトランス脂肪酸を「バターより安い、健康的」と歌い、定着させたのと一緒ですね。

飽和脂肪酸は、実は体にとってとても大切な脂肪酸。
脂溶性の栄養素を効率よく吸収するにも、実は質の高い飽和脂肪酸がとても大切なのです。
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸、両方食べる。
私もまだまだ勉強中ですが、もしキャノーラ油を使用するのであれば、遺伝子組み換え品を避け、圧搾法のものを選びたいですね。


リソースはここ

2013年6月4日火曜日

コレステロールは敵じゃない?〜心臓病の本当の原因は?〜

ここ20年間、コレステロールは悪者扱いされてきました。
血管を詰まらせ、心臓病や脳梗塞を引き起こすとされていたからです。
食品からコレステロールを摂取するのをなるべく控えましょうと、低脂肪、低カロリーの食事が推進されてきましたが、結果アメリカ人は健康になったでしょうか?

実は今までに例がないほど肥満、心臓病などの生活習慣病が蔓延しているのです
なぜ?

CBNのこのビデオが的をついた説明してくれているので、シェアします。


14分ぐらいのビデオです。
要約すると、

心臓病を始めとする疾患は、コレステロールが原因でなく、インフラメーション(炎症)によって起こる血管のダメージである。

コレステロールの役割:
コレステロールはこの血管のダメージを保護、修復するために必要。
コレステロールは呼吸器官や消化器官を保護しビタミンDの生成を促進する。
脳細胞のコミュニケーションにも必要。


インフラメーションを起こす食べ物:
オメガ6。ベジタブルオイルやマヨネーズにはオメガ6が多い。
トランスファット。細胞膜を弱め、脳機能を阻害する。アルツハイマー、ADD,ADHD,自閉症とのリンク。
トランスファットは体にとって異物。
砂糖、精製された炭水化物、白いパン、コーン、ソーダなど。

インフラメーションを抑える食べ物:
オメガ3、フィッシュオイル、クルミ、オリーブオイル、
自然の飽和脂肪酸、バター、ココナッツオイル、肉、卵の黄身。
ココナッツオイルは風邪やインフルエンザからも体を守り、アルツハイマーをリバースする。


今までコレステロールには大別して体に良いとされるHDLコレステロールと悪いとされるLDLコレステロールがありましたが、最近ではこのLDLの中でもパーティクルサイズの大きいLDLは実は体いいいことがわかっています。
この体によいLDLは、天然の飽和脂肪酸(バターやアニマルファット等)に含まれています。 

このビデオでとてもいい例えをしていますね。
「インフラメーションはサイレントキラー。コレステロールはファイアマン」

現在は空気を吸っているだけで汚染物質が体に入って来ます。
それだけでも体内は傷つきやすい環境になっているのに、トランスファットやシュガー、GMフードで出来たプロセスフードを食べる。そうすると体内には常にどこかしら炎症状態が起こっていて、それを修復するためにコレステロールが出てくるのです。
炎症を消すために出てくるファイアマンがコレステロール。コレステロールが増えるのは体に炎症が多いから。
火消しを削除してしまったら炎症は増えるばかりです。

最近はスタティンドラッグ(コレステロールを下げるためにアメリカで一般的に使われている薬)が脳に及ぼす影響や副作用が危惧されています。
コレステロールを下げるのではなく、炎症を抑える食事(オメガ6、トランスファット、砂糖を控え、天然の飽和脂肪酸、オメガ6を積極的に摂る)を心がけたいですね。

参考:What really causes heart disease?(有名な心臓外科の先生のお話)

ココナッツオイルについて

キャノーラ油について

脂肪について

2013年5月15日水曜日

脂肪を食べると太るのは嘘?

私がリアルフードジャーニーを始めて一番衝撃的だったのは、「脂肪」に対する考え方です。

私が食べ物を気にするようになったのは大学生の頃。
80〜90年代にかけてはスーパーモデルが最盛期で、あの細くて長い手足に誰もが憧れていました。
また、「Hanako」や「Tokyo Walker」など情報誌が流行り、関東に出ていた私の周りには魅力的なレストラン情報が満載。

体重も気になるけど美味しいものも食べたい。
そうなるとやはりダイエット。
カロリーに重点を置くダイエットでは、脂肪は禁断の食べ物です。
脂肪を取るとすぐに太る、心臓に悪い、コレステロールが上がるといった情報を何年も聞かされてきた私は、つい最近まで脂肪を極力避けるようにしていました。
使うんだったらオリーブオイル。
たまにごま油。
バターやラードはもっての他。
パンにぬるのも、植物油からできていてしかもトランスファットがゼロで、コレステロールを下げるとお墨付きの「Smart Balance」等のスプレッドを使っていました。
こうして見ると、学生の頃から実に20年近くも私はファットを食べることを恐れてきたのです。

それが一気に反転したのがリアルフードのブログを見てからでした。
食べ物に気を使い始めてから、最初はベジタリアンやローフードに傾いていた私でしたが、次第にリアルフードブログが目につくようになり、伝統的な食を大切にする、という何か基本に戻ったような考え方にとても共感を覚えました。
そんな中で「えっ」と目を見張ったのが脂肪に関する概念です。

「植物油は使うのをやめましょう。火を通すときにはバターかココナッツオイルを使いましょう。
 牛脂や豚の油も積極的に使いましょう。」


というのです。
私は最初、この人たちは頭がおかしいのではないかと思いました。
飽和脂肪酸は人間の大敵のはず。
食べたら太るしコレステロールは上がるし、高カロリーなばかりで必要な栄養素が何もないはず。

ところがところが。
ブログや本を読み進めるうちに、頭がおかしいのは私の方だったのだと気づかされたのです。
ここで本を一冊ご紹介します。
私のリアルフードの教科書です。

Sally Fallon というドクターが書いた、「Nourishing Traditions」です。
この本の根拠になっているのが、Weston A. Priceというデンティストが、虫歯と食べ物の関係を調べて世界中を旅して行ったリサーチです。
この本によると、虫歯の少ない、そしてそういうところでは生活習慣病や癌も少ないところが多いのですが、こういった地域では動物の肉や脂肪、内蔵が積極的に食べられているのです。

私たちは忘れがちですが、脂肪は炭水化物、タンパク質と並ぶ三大栄養素の一つ。
実は脂肪は体にとっては必需品。
凝縮されたエネルギーであると同時に、細胞膜を構成したり、ホルモンになったり。
以前どこかで読んだのですが、腸内の粘膜に飽和脂肪酸が使われていると丈夫なのですが、長年不飽和脂肪酸ばかりを食べ、飽和脂肪酸を控えた食事をしていると粘膜が弱くなってしまうのだそうです。
また、動物性の脂肪には脂溶性のビタミンA,D,Eが豊富に含まれています。
動物脂肪に溶けているビタミンは植物からのビタミンに比べると体がとても吸収しやすいのです。

アメリカでは動物性脂肪や肉の消費を抑える食事を長年推進していますが、心臓病や肥満は毎年増える一方です。
この理由としては、まず飽和脂肪酸や食品のコレステロールが血中コレステロールレベルを上げるという理屈が違うのではないかということが挙げられます。
実はこの研究結果が発表された時には、疑問視する声も数多く上がったのですが、プロセスフードやベジタブルオイルを拡販したい大企業に利用され、都合のいい結果だけが広められたという背景があるようです。

また、現在のスーパーマーケットに売られている肉は、遺伝子組み換えされた大豆を主に食べ、一生日の光を見ることもできないような劣悪な環境で育った牛や豚の肉です。ただ太り、大きくなるためだけに生まれ、ホルモン投与されてできた肉、またそうした家畜からとれたミルクやバターは100年前に食べられていたものとは大きく異なるのです。

本来の家畜の性質を尊重し、外で草や虫を自由に食べて育った牛のミルクやバターには、ビタミン類が非常に豊富です。
近年ビタミンDの摂取量が低い人が多いようですが、私もその中の一人です。
2年ほど前に血液検査をした時に、ビタミンDがかなり低いのでサプリメントを摂るようにと医者から指示を受けました。
ビタミンDは日光を浴びることで体が生成しますが、日焼けを嫌がって日焼け止めを塗ったり外出を控えたりという行為が低ビタミンDレベルに拍車をかけているようです。
アメリカでは牛乳や豆乳等には必ずと言っていいほどビタミンDが添加されていますが、それを飲んでいても低いということは、添加されたビタミンDは毒にこそなれ、体には吸収されていないのが現状ではないでしょうか。

その点、動物の脂肪に溶け込んだ脂溶性のビタミンは体が吸収しやすい形になっています。
ビタミンDは骨や歯を形成するのに使われるだけでなく、また免疫システムにも必要不可欠です。
虫歯でさえも、適切な食事とビタミンDや他の栄養素の強化で覆すことができるようです(リソースはここ。)


以来私はファットを恐れることはなくなりました。
パンにはたっぷりとgrass-fed cow(牧草を食べて育った牛)のミルクからできたバターをつけています。
以前はもってのほかだったベーコンも、週に数回食卓にのぼるようになりました。
ベーコンから出た油も保存して、炒め物の時に使います。

結果的に私たち家族は太ったでしょうか?
飽和脂肪酸をふんだんに取り込んだ生活を始めてもう何ヶ月も経ちますが、別にジーンズがきつくなったり、
顔がまるくなったということは全くありません。
体がだるいと感じるわけでもなく、かといって、以前に比べてすごく調子が良いということもありません。
今は必死になって、20年間カットしてきた栄養を体に戻しているといったところでしょうか。

あるリアルフードブログで、家族4人で40パウンド(18kg)のバターを3ヶ月で食べたという記事を読みました。
私たちはそこまで極端なことはしませんが、本物のバターはおいしいです。
もっと早く子供達にも食べさせてあげればよかったと思う今日この頃です。

参考
Weston A. Price Foundation

キャノーラ油について

2013年2月12日火曜日

ココナッツオイル、すごいんです

今ココナッツが大ブームなのをご存知ですか?
今から10年以上前、私がアメリカに来て間もないころ、ココナッツは心臓病の大敵でした。
Low fat diet が主流だった当時は、脂肪というだけでも目のカタキにされていたのに、ココナッツオイルの主成分が飽和脂肪酸とあっては、ちょっと口にしただけでコレステロールがガーンと上がり、心臓発作をおこすような印象がありました。
もともと私はココナッツへの馴染みが薄く、学生時代に旅行したドイツの屋台でココナッツの実にストローを挿したドリンクを試して気持ち悪くなって以来、わざわざ買ってみようなどとは夢にも思っていませんでした。

ところがところが。
去年の夏頃から、お店でココナッツウォーターを見かけるようになりました。
Costcoで試飲が始まり、Trader Joes'でもいくつかのサイズが棚に並び始め、それを手に取る人々。こうなると嫌でも目に付きます。Costco に入荷された時点で巷ではかなり知名度が高かったに違いありません。
そして更に目に入ったものが、Trader Joes' のココナッツオイル。
一体飽和脂肪酸の塊が何で今更新商品として出ているんだろう?
これは何かあるに違いない。

と、早速家に戻ってgoogle してみました。

まず、最も注目するべきココナッツオイルの特徴は、豊富な「laulic acid」の存在です。この脂肪酸は、ウイルスやバクテリア等の病原菌と戦ってくれる性質があり、母乳に含まれていることで知られています。赤ちゃんがお母さんの母乳を飲んでいると風邪をひきにくいというのは、このlaulic acidのおかげですね。私のお友達は、子供がものもらいにかかった時に母乳をかけて治したそうです。まさに自然の薬!
今はインフルエンザの季節。ココナッツオイルを積極的に取り入れて予防しなければ。

で、このlauric acid、食べるだけでなく、実は肌にも効果があるのです。
私は最近になって大人にきびに数ヶ月間悩まされていました。
前から吹き出物が出やすかったのですが、今回はbreak outです。
まるでティーンエージャーに戻ったように、おでこに花が咲き、口の周りにもできる始末。
この年になってのにきびなので、ホルモンのアンバランスかと思い、いろいろ試してみましたが、一向に改善の兆が見られませんでした。
そんな中、ココナッツオイルのリサーチ中に偶然ココナッツオイルがにきびに効くという記事を見つけたのです。
にきびは脂肪にバクテリアが繁殖して悪化しますが、このlauric acidのおかげでバクテリアが減少し、にきび改善に効果があるというのです。
ココナッツオイルを顔にぬるというのは最初はさすがに抵抗がありました。ココナッツオイルといっても冬の間近なカリフォルニアでは白い固形の脂肪のかたまり。これを手のひらで温めて伸ばしてから顔につける。うーん、なんだかラードをつけているような感触。しかし、ココナッツの甘いほのかな香りが心地よく、体にいいものをつけているという自信と安心感が生まれました。

そして翌日、確かににきび全体が少しおとなしくなったような。これはこれは!と、調子に乗ってその日の朝も洗顔の後に保湿クリームの代わりにココナッツオイルを使用。そんなこんなを繰り返していると、確かににきびが減ってきました。こちらが消えても次から次へと新しいにきびができるので、クリアーにはなりませんでしたが、できても格段に小さく、目立たなくなりました。

以来、私はずっとココナッツオイルを保湿クリームとして使っています。市販のクリームは体の毒になるものが多く含まれているし、かといって無添加は高い。その点ココナッツオイルは正真正銘オールナチュラルでお値段もお手ごろ!
太平洋の島々ではココナッツオイルを体全体にぬったり、料理にもふんだんに使っているそうです。
そうしてそんな彼らはいたって健康。心臓病や癌はほとんど見られないそうです。
そうそう、ぱさつく髪の毛にも効果抜群です。
是非試してみてください。

次に、脂肪を摂取して太るのが嫌、コレステロールが心配という人に朗報。
ベジタブルオイルの多くが長鎖脂肪酸であるのに対し、ココナッツオイルの主成分である脂肪酸は中鎖脂肪酸です。
長い鎖の脂肪酸が体に脂肪として残りやすいのに対して、中鎖脂肪酸は即効エネルギーとして燃焼されやすいという特徴があります。実際にココナッツオイルでダイエットに成功したり、また糖尿病の回復にも効果があるという報告もあるようです。
このほかにも、コレステロールを下げる、アルツハイマー病防止になる等、リサーチしているといろいろなベネフィットが見つかります。

私が使っているのはojioというブランドの100% organic coconut oil.



他のものも試したのですが、ここのココナッツの甘い香りに魅せられてリピしています。
多くのココナッツオイルが乾燥ココナッツから大量生産されるのに対し、ojioのココナッツオイルは生のココナッツから遠心分離機を使用して作られているそうです。
乾燥ココナッツを使用しているものの中には、ケミカルの含まれた溶液にココナッツを漬けて、オイル成分を抽出しやすくしているものもあるとのこと。買うときは要注意ですね。
大抵の場合、こういったプロセスは値段に反映されているので、私はあまりにも安いココナッツオイルは避けるようにしています。

そして昨日到着したのが、Tropical Traditions のGold Label Virgin Coconut Oil.



これは通販のみというのと、お値段がお高めというのがあって今までためらっていたのですが、先週32oz(960ml)ジャーがbuy one get one freeだったので、思い切って注文してみました。$40プラスシッピング$7.99で一本あたり24ドル。まずまずのお値段。

こちらのオイルは、ココナッツを収穫後、ココナッツミートを同じココナッツから取れたココナッツウォーターと一緒にしてココナッツミルクを作り、それを半日ほど寝かせると、成分の抜けた軽いココナッツミートが一番上に、水が一番下に、そしてその間にココナッツオイルという具合に自然と分離します。この後一度短時間加熱させることで水分を飛ばし、抗酸化作用を上げるのだそうです。
これは、フィリピンで昔から使用されていたオイルの製造方法で、他の方法に比べると格段に手間隙がかかるそうなのですが、ラボのテストでも抗酸化成分の高さが証明されているようです。
ココナッツミートだけでなく、ココナッツウォーターまで使うというのも注目すべきポイントですね。ココナッツの良い成分が凝縮していそうです。

使い心地ですが、Ojioのオイルがココナッツのイメージ通りの甘い香りなのと比べ、Gold Labelの方は、それプラスちょっとした酸味のような、発酵したような香りが加わります。どちらも口に入れると途端にとろけて抜群の食感!

今ではうちではパスタ以外の炒め物の時はココナッツオイルを使います。飽和脂肪酸は性質が安定していて、熱にとても強い油です。常温では2~3年は酸化ぜずに保存可能なほど。
娘のお気に入りは朝のスクランブルエッグの時のほのかなココナッツの香り。
あと、ガーリックとターメリックで炒めたライスも絶品です。
前は冷凍したご飯を電子レンジでチンしていたのですが、レンジの使用を控えようと始めたこのガーリックライス。
ターメリックの有効成分も摂れて一石二鳥。

一昔前の悪いうわさとは打って変わり、いいこと尽くめのココナッツオイル。
みなさんも是非是非活用してください。