2013年4月7日日曜日

医者にいかずにどうやってインフルエンザを治す?

すごくご無沙汰してしまいました。
いろいろ悪戦苦闘の日々が続き、さてどこから始めたらいいのやらと悩んでしまうところです。
とりあえず娘の不調からご報告。

3月の始めにスイムミートがありました。
娘も息子もベストタイムを出すことができ、こんな充実したスイムミートは久しぶりだと喜んでいたのですが。
その夜中、
「ママ眠れない。」
と娘が目をこすりながら私のもとにやってきました。
どうしたのかと思いきや、体が熱い!
触った途端にこれはかなりの高熱とわかるほど。
はかってみると102度(38.8度)。
なんたる不覚。今年は無事に乗り切れるかと思っていたのに、風邪のシーズンが終わろうとしてるこの時期になってかかってしまった。
心当たりはいくつか。
まず、その前の週、出張前の主人の声がでなくなっていました。
本人はそれ以外の症状がなかったので、最初はなんだかわからないようなことを言っていたのですが、多分風邪。
その2、3日後に娘は一度99度(37度ぐらい)の熱を一晩出しています。
それがぶり返したのか、もしくは、スイミングの仲のいいお友達一家がその一週間前にほぼ全滅していました。
家族全員が次々と高熱。一番上の13歳のお兄ちゃんに至っては2週間も熱が下がらないという質の悪い風邪。
おそらくインフルエンザだとお母さんが言っていました。
熱が下がるとみんなスイミングに出てくるのですが、咳はしばらく続くから移る確率大。
学校でも娘のクラスでは30人中7人欠席。
まだまだフルー健在のよう。

その日の夜はアイスパックを首筋やおでこにあてたりしてやり過ごしたのですが、翌朝には熱は一時的に下がっていました。
なるべく薬を避けたかったので、お友達から風邪に効くと聞いていた、Elderberryのシロップを服用させることにしました。



お砂糖は菌が繁殖するので、シロップではなくエキストラクトが望ましいのですが、ちょうどMothersでこのシロップがセールだったので、試してみることにしました。
風邪薬というよりは、免疫ブースターといった感じでしょうか。
この他に、自家製ピクルスのジュースが効くと聞いたので、大匙1程度を何度か飲ませました。
ピクルスのジュースには善玉菌がたくさんいます。
70%の免疫活動は腸内で行われていると言います。
腸内環境を整えることが免疫力を高めることにつながります。
普段から発酵食品を食べて善玉菌を補給することは実は消化機能だけでなく、体の防衛システムにもとても重要なのです。

ちょうど運悪く主人が出張に出たばかりだったので、お兄ちゃんの学校のお迎えやスイミングの時も娘は車で一緒に待っている羽目になってしまいました。
午後になると嫌な感じで熱がぶり返してきました。
これはインフルエンザかも。だったら私たちも気を付けないと。

二日目が一番悪かったようです。
いつもはカウチで横になってテレビを見ているのに、この日はぐったりとして目をつぶっているだけでした。
熱も103度(39度)を越えていました。
とにかく水分。飲めるときはケフィアや、チキンの骨からとったスープを飲ませました。
アメリカでは風邪をひいたらチキンスープとよく言いますが、市販の缶のチキンスープでなく、ちゃんと骨と肉から作ったスープはタンパク質やミネラルが溶け出しているのでとても弱った体の滋養になるのです。

咳も出てきたので、Mothersの herbal extract 売り場にある咳用のティンクチャー等も試してみたのですが、一番効果があったのは、アップルサイダービネガーと生ハニーを1:1で混ぜたもの。
生のアップルサイダービネガーと生のハニーにはどちらにも殺菌効果があり、ハニーが喉をコーティングするような働きもするようで、不思議と咳がしばらくおさまるのです。
このころまでには私も鼻が詰まり、夜になるとものすごく喉が乾燥して痛み、咳が出るようになっていたので、ビネガー/ハニー ミックスを大匙一杯ほど頻繁に飲んでいました。



はちみつは、ニュージーランドのマヌカハニーが殺菌効果が高いことで知られています。
昔から傷口などの外傷にも使われているほどの品質。
マヌカハニーには、+15のように数字で効果が表されていて、数字が高いほどその効果も高く、お値段も上がります。
マヌカハニーに限らず、生のはちみつには殺菌効果があります。
特にローカル(地元)のはちみつは花粉症にも効くと言われています。
安いはちみつは中国産が混ざっていたり、ハイフルクトースコーンシロップだったりするので、買うときは必ず産地を確認してください。




結局熱は木曜日まで続きました。
金曜日にようやく下がったものの、娘は翌週半ばまでずっとご機嫌ななめ。
調子が戻るのには時間がかかったようです。
私と息子は鼻風邪程度で済んだのが不幸中の幸いでしょうか
果たして娘のはインフルエンザだったのだろうか?

ようやく治ってほっとしたのもつかのま、娘が先週また風邪をひいてきました。
今年は熱が一度下がってもまたぶり返すという例を何件も聞いていたのですが、彼女は咳と鼻水。
なんで?

実は娘は生まれた年になぜか中耳炎を繰り返し、毎月のように抗生物質を飲んでいました。
それから抗生物質にお世話になること年に数回。
去年これではいけないとカイロに連れて行った先で言われたのは、生まれてすぐ抗生物質を多用したので、体がもう戦おうとしていないということでした。
毎年兄が咳をすれば娘は熱を出すという有様だったのですが、今年は大丈夫と思っていたのに甘かったようです。
今回はピクルスのジュースなんて生易しいことを言わずに、自家製ガーリックピクルスを有無を言わせずに毎日の日課に追加。
善玉菌補給と殺菌効果を一度に取ってもらいましょう。

とりあえず鼻をすすっているとすぐに中耳炎になるのがいつものパターンなので、それを何とかしないと。
鼻をかむのが下手くそなので、鼻を洗うことにしました。
よくアメリカではNeti Potというものを見かけます。
鼻を洗う専用のティーポットのようなもので、塩水や専用の液を入れて鼻に流し込み、鼻を洗います。
昔うちの主人も私の伊万里焼のティーポットで鼻を洗ってふたを落として割ってしまいました。
わざわざ伊万里焼使わなくてもいいのに。。。

ただ、ポットで鼻を洗うには顔を傾けたりして大変そう。子供には難しそうです。
そこで、しばらく前にフェイスブックにポストされていたビデオを思い出しました。


こんな小さい子が、上手に鼻リンスをしているじゃないですか!
これだったら顔を傾けなくてもいいので楽そう。あまりにも簡単そうなので、私もやってみたくなりました。
鼻水が出てるときに洗ったら気持ちよさそう!



Costcoで大きいパックが売っていたので、その日のうちに購入して早速試してみました。
鼻が水に入るとちょっとツンとする感じがするのですが、すぐに慣れます。
鼻が乾燥気味だったのですが、中で出血して固まっていたらしく、それが一気に流れ出てきました。
出してしまうとスッキリ!
幸い娘はスイミングのターンで鼻ツンは慣れているので、問題なくクリアー。
ちょっと汚いのですが、色のついた鼻水がたら~んと流れ出てきました。
終わった後も水分で緩んでいるので、鼻もかみやすくなっています。
アレルギーにも効果があるようです。
ボトルの使いやすさはもちろんのこと、付属の粉を水に溶かすのですがこれが瞬間に溶けてまた使いやすい。
塩とベーキングソーダのようですが、自分で作ったらしばらくボトルを振って溶かすことになるはず。
これは久しぶりのヒット商品!
もうティーポットを壊されることもないでしょう。

鼻リンスを始めて1週間ほど経ちます。
ほぼ咳も止まったようです。
どうかどうか、中耳炎になりませんように。