2015年7月25日土曜日

今までずっと、ピンクソルトを使っていた。
精製された塩の害が広く知られるようになり、
ナチュラルでミネラル分を含んだ塩として、
今ではCOSTCOを始めとして、どこの店でも見られるようになった。

ピンクソルトと言えば、一般的にヒマラヤンピンクソルトが頭に浮かびますが、
実はアメリカのユタでもピンクソルトマインがあります。
こちらから採掘されるソルトは多少なりとも良心的なお値段。

クリスタルを荒い粒にしたピンクソルトが多い中で、
私が使っていたのは細かくグラインドされてサラサラとした使い易いタイプ。

ナチュラルソルトは、一般的なテーブルソルトに比べると
60以上ものトレイスミネラルが含まれているそう。
だから舐めてもほのかな甘みがあるのだとか。

ずっとヒマラヤンソルト派だった私が、
French Celtic Sea Saltに代えてみた。
別に特別な理由があった訳ではなく、ただ単にお店でセールになっていたから。
こちらはピンクソルトに比べるとしっとりとしていてサラサラ感が薄く、
細かく挽かれているにもかかわらず、キュウリにパラパラと撒いても均一に馴染ませるのに多少時間がかかる。

でも、味が全く違った!

Celtic Sea Saltの方が格段にまろやか。
舐めてみても「塩!」感が他の塩ほど全面に出てこない。
ミネラル分の甘みのようなものが舌に心地よく、
思わず指についた分を残さずなめてしまう感じ。

以前も何種類かのCeltic Sea Saltを使った事はあったけど、
こんなにおいしいとは気づかなかったのが不思議なくらい。
おそらくピンクソルトの味に慣れていたから、違いが顕著にわかったのだと思う。

このようなしっとりタイプは、ピンクソルトのように乾いたマインから来るのではなく、
海の水を蒸発させて塩を取り出しているのだそう。
ナチュラルソルトもいろいろあるんだなと感心。