2015年5月1日金曜日

6年前の肉が学校のランチに出された件

アメリカのお粗末ランチについて先日述べましたが、
タイムリーなニュースがありました。

テネシーのある学校区で、

6年前の豚肉がランチに出されたそうです。

心配したクックもいたようですが、
グレイビーでカバーしろとマネージャーに言われたとか。

6年前?!
問題外。
常識のある人はいないかと疑ってしまいますが、

こんなことは意外とチラホラあるのかもしれません。

この記事を読んで思い出したのですが、
何年か前に長男が学校でランチを買った時、
牛乳とフルーツが悪くなっていたと言っていました。
彼のだけでなく、その時ランチを買った多くの子供達が、
牛乳とフルーツを残したそうです。

後日気になって学校のオフィスに言ってみたのですが、
学校であまり関わりたくないらしく、
フードアンドニュートリションデパートメントに電話してくれと言われました。

お粗末きわまりない。

子供に安全な食を提供するという責任感が
現場ではかなり薄いような気がします。

私はカレッジで、レストラン等のフードサービスのスーパーバイザーのコースを取りました。
その時厳しく言われたことは
食べ物の温度管理。
冷凍肉は絶対に室温で解凍しない。
急ぎの時は流水につける。
1度料理された食べ物は、ウォーマー等に入れ温度管理をしても
4時間が限度。
それ以上は速やかに冷まして冷蔵または冷凍で保存か、
リヒーティングも2度まで。
冷たい食べ物をレシーブする時も温度をチェック(肉、卵等)
などなど。
肉の保存期間も確か長くて半年から1年ぐらいだったはず。

正しく管理しないと、どのくらバクテリアが増えるか、
どのくらい食べた人を危険にさらしてしまうのかをとことん教わりました。

実際の現場では、私たちのように専門の教育を受けていない人々が働いていることが多いのが事実です。
キッチンの裏でどこまで食品の管理が徹底して行われているかは謎。

しかもキッチンウォーカーの人種も場所によって様々。
文化、価値観の違いが料理にも表れ、中にはあまり野菜や果物を洗わずに料理し始める人だっています。

スクールランチ、ますます信用できなくなりました。

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