ハチミツは、少量ですがミネラル、エンザイム、アミノ酸が含まれていて
他の甘味料とは一線を画します。
450gのハチミツを作るのには
6万匹のはちが200万の花からネクターを集めなければなりません。
重労働です。
ハチミツは、ポレン(花粉)等の極めて小さな不純物が含まれて、
初めてその特性を発揮します。
抗菌作用を始めとして、
咳や喉の痛みを抑える、
アレルギー症状を和らげる、
保湿効果
等が期待されます。
効果ははちみつ個々によりことなります。
例えば、オーストラリアのマヌカハニーは、
ものによっては100倍も抗菌作用が強かったりします。
ハチミツの抗菌作用を利用して、
昔から傷口にハチミツを塗る療法もあるようです。
大切なのは、プロセスされていないハチミツを選ぶこと。
アメリカのスーパーで売られているハチミツの75%は、
高度にフィルターをかけ、プロセスされてしまって、
ハチミツの医療効果的な特性を失っています。
そういったハチミツのほとんどは中国製で、
樽で輸入されます。
それをハニーベアーの容器に入れたりして棚に並ぶわけです。
テキサスのA&M UniversityとFood Safety Newsのスタディーで、
アメリカスーパーに並ぶハチミツの70%以上が、
ポレンを除去されてしまっていることがわかりました。
ポレンを除去してしまうと、
そこについているエンザイムや抗酸化物質が全てなくなってしまいます。
安いハチミツにポレンが残っていないのは、
ハチミツの出所をわからなくするためです。
そして、そういったハチミツはほとんどの場合、中国から来ています。
中国ハチミツは、他の甘味料との混ぜ物だったり、
ケミカルで汚染されていたりと問題だらけ。
アメリカで中国ハチミツを規制しようとしたのですが、
そうすると、ベトナムや他の国経由で入ってきてしまうのだそうです。
ドラッグストアやCostco、Target、Walmart等のリテールのハチミツは
ほとんどポレンが残っていません。
ヘルスフードストアやトレーダージョーズ、ファーマーズマーケットのハチミツは
予想される量のポレンが残っていたそうです。
アメリカのハチミツ業者(ハチミツを輸入してパックしている業者)は、
ほとんどの場合、自分たちが輸入したハチミツにポレンが入っているかどうか
検査していないようです。
ポレンというと、花粉症を思い浮かべますが、
実際にローカルのハチミツで花粉症の症状が和らぐケースもあるようです。
ハチミツは一番信頼できるのはローカル。
ファーマーズマーケットで買うのが理想なのですが、
それが出来ない場合は、
ハチミツのオリジンが一つのところを見るのもいいと思います。
ブラジルだったり、カリフォルニアだったり、カナダだったり、
ハチミツのソースが一つだと、混ぜ物が入る確率も減ります。
安いハチミツは、大抵の場合、
ハチミツのソースはvarious countriesとなっていたりします。
私もファーマーズマーケットに行けない時は、
ヘルスフードストアで購入するようにしています。
最近ではスーパーでもローカルのハチミツを見るようになりました。
この「ローカル」というスティッカーがうそでないことを願います。
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