デトックスを考える時私が一番注意していることは、「毒を体に入れない」ということです。
週末断食やコロンクレンズなどで体に溜まった毒を排出しようとするのはもちろん大切なことだと思いますが、
(私自身はまだ試したことはありません)実は体は毎日デトックス作業を行っています。
今は呼吸をしているだけでも毒が体に入ってくる時代。
大気汚染、家のペイント、化粧品、洗剤、化学肥料や農薬等、私たちの気づかないところで毒素は肌や鼻、口を通して体内に入ってきます。それを休みなく無毒化し、排出しようとするメカニズムが私たちの体には備わっているのです。
この解毒作用が間に合わないと、徐々に体の中に毒が溜まる訳ですが、なるべく毒をためないようにするには、毒を減らすのが一番。
そこで大切なのが、普段から口に入れる食べ物。
アメリカは産業化した農業が一般的なので、広大な農地で化学肥料と農薬で育てられたGMOフード(遺伝子組み換え品)が一般的です。
しかもGMOフードはラベルがついていないので、確実に避けるためにはオーガニックを買うしかありません。
全てオーガニックにできたら理想なのですが、なかなかそうはいきませんね。
そこで、Environmental Working Groupがとても便利なリストを作ってくれています。
Dirty Dozen は農薬がたくさん残っていてオーガニックを買った方がいい野菜や果物12種。
2012年版はそれプラス2つ野菜が足されています。
Clean 15は、農薬がほとんど残っておらず、オーガニックでなくても安全な15種です。
まずDirty Dozen(オーガニックを買った方がいい野菜、果物)のリストをご紹介します。
1.りんご
2.セロリ
3.ピーマン
4.もも
5.ストロベリー
6.輸入もののネクタリン
7.ぶどう
8.ほうれん草
9.レタス
10.きゅうり
11.国産(アメリカ)ブルーベリー
12.じゃがいも
プラス
いんげん
ケール/葉物野菜
1位のりんごで40以上もの農薬が2位のセロリー、4位のもも、5位のストロベリーはUSDAのテストで60種類以上もの農薬が発見されたそうです。12位のじゃがいもでも35以上とか。
リストの最後に足されたケールですが、去年はスーパーフードとしてアメリカで大人気になりました。
お店にポテトチップスならぬケールチップスが並んだほど。葉物野菜は自分で育ててみるとわかりますが、すぐに虫にやられてしまいますね。その分農薬が増えるのでしょう。
これらがすべて食卓に並んだら、一体何種類ものケミカルを食べていることになるのやら。
次に紹介するのはClean 15。こちらはオーガニックでなくても安全と思われる野菜、果物。
1.たまねぎ
2.スイートコーン
3.パイナップル
4.アボガド
5.キャベツ
6.スイートピース
7.アスパラガス
8.マンゴー
9.なす
10.キウイ
11.カンタロープ(アメリカ国産)
12.スイートポテト
13.グレープフルーツ
14.すいか
15.マシュルーム
アボガドやスイカ等、皮の厚いものは農薬から守られているようですね。
このリストを発見してから、毎年この時期になると安く出回るストロベリーが怖くて買えなくなりました。
今まではCostcoで大きなパックのものを購入していたのですが、今年はどうしようか。
幸いにもCostcoでオーガニックのフローズンベリーミックスが手に入るようになりました。
スムージーやフルーツスナックはそれでまかなえそうです。
フレッシュなストロベリーは、もう少しシーズンになるのを待って、オーガニックをちょっとだけ楽しもうと思います。
リソースはここ
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