2013年2月11日月曜日

Water Kefirって知ってますか?

Water Kefir って聞いたことありますか?
日本で一昔前に、「ヨーグルトきのこ」って流行りましたよね。
飲むヨーグルトのようなトロっとした発酵ドリンクです。
これは英語で「ミルクケフィア」といいます。ミルクケフィアの発祥はコーカサス地方。
長寿の秘訣としてブームになりましたが、日本では最近めっきり姿を消してしまいましたね。

発酵食品が注目を集めているアメリカでは、ケフィアも例外ではありません。
スーパーでは飲みやすくフルーツフレーバーを加えたケフィアドリンクがたくさん並んでいます。
今回私が挑戦しているのは、このミルクケフィアの親戚、Water Kefirです。
Kefirは、体に良いバクテリアやイーストのコロニーです。
これらがお砂糖を食べて発酵、増殖し、それが体内に入ると、腸内の環境を整える手助けをしてくれるのです。
ミルクケフィアが牛乳のラクトースを栄養として増殖していくのに対して、Water Kefirは砂糖を食べて増えていきます。
発酵を続けるとシュワシュワとバブルが発生して、ソーダのようになると読んで、興味津々。あまりヨーグルトファンではないうちの子供達にもぴったりと早速オンラインで購入!http://www.keysands.com/
送料も入れて10ドルちょっとでした。

ケフィアの元は「Kefir Grain」と呼ばれています。
「グレイン」とは、普通粒々としたお米等の雑穀のことを指しますが、Kefir Grain はどちらかというと細かいゼリーが集まったような感じ。
小さなプラスティックバッグにお水と一緒に入って郵便で到着。
受け取ったKefir Grainは大匙2杯程度。
早速ついてきたレシピ通りにオーガニックの砂糖水に入れて培養開始。

あれから1週間たった今、ケフィアグレインはどんな状態かというと。
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倍以上に増えました。写真で大匙6ぐらいあります。別にもう一セットできたので、それは今日健康 フリークなお友達にお裾分けしました。

クロースアップで見るとこんな感じ。
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最初に届いた時はもっと白かったのですが、レシピにミネラルを足すと発酵が促されるとあったので、ブラックモラセスを入れたらその色がほんのりと移ったようです。

ケフィアドリンクの作り方:

ケフィアグレイン 大匙4
オーガニックの砂糖 大匙4
水 1quart (1リットル弱)
ブラックモラセスまたはミネラルの豊富な天然塩 ひとつまみ(オプショナル)

必要な器具:

quartサイズのメイソンジャー 等の空き瓶
プラスティックか竹の水切りかご
スプーン

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空き瓶に水、砂糖、モラセス等を入れてよく混ぜます。
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混ざったら、ケフィアグレインを足します。
蓋をして、24〜48時間室温に置きます。
48時間経つと、こんな感じになります。
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あまり見た目に変わりはないのですが、蓋をあけるとほのかな発酵臭が。
ケフィアグレインを水切りして、液体を別のボトルに移します。
そのまま飲んでもいいのですが、フレーバー付けのために、フルーツやフルーツジュースを入れて更に2、3日ぐらい室温で発酵させることもできます。
私はレモンがさっぱりとのみやすくお気に入りです。
この二次発酵の時に蓋をしっかり閉めておくと、ソーダのように気泡が溜まります。
私は蓋が圧力で飛んでしまうのが怖いので、毎日開けてガスを解放し、後から炭酸水を足してます。
本当に発酵してるのかなぁと疑問に思う場合は、味を確かめるといいそうです。
発酵している場合は、最初に砂糖水を作った時よりも甘味が減っています。
大抵の場合、ケフィアグレインを除いた後、残った液体を常温において置いて二日目にはほとんど甘味がなくなってしまいます。
フルーツジュースやクリスタルジンジャーなどを少量入れておくのですが、全て発酵に使われてしまうようですね。
子供達には、発酵臭になれるまでフルーツジュースと炭酸水を足して飲ませていますが、グレインを取り除いた後、翌日のものが限界。
一日経つと甘みがガクーンと減ってしまいます。
うーん、冬でこんなに早い発酵なので、夏はかなり気をつけないとあっという間ですね。

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