うちではあまり牛乳を飲みません。
たまにローミルクを買いますが、もともと子供達も牛乳やヨーグルトが好きではないのでよほど暑くない限りなかなかなくなりません。ローミルクはバクテリアが生きているので冷蔵保存していても1週間もすると発酵臭とともにどろっとヨーグルトのようになってしまいます。
日本のように小魚や海藻をあまり食べる習慣のない国で、何らかの理由があって乳製品が食べられない場合、今までどのようにミネラルを補給してきたのでしょうか。
答えはボーンブロスです。
ボーンブロスというのは、骨から取ったスープです。豚骨、鶏ガラといったような、ラーメンでおなじみのスープです。
西洋料理のデミグラスソースなどのもとになるフォンドボーも、実は牛の骨を野菜と一緒にグツグツと煮込んだブロスですね。骨や皮、骨の周りの肉をグツグツと煮込むと、骨だけでなく、骨髄、腱、靭帯などからゆっくりとタンパク質やミネラルなどがスープに溶け出してきます。
カルシウム、マグネシウム、リン、カリウム等のミネラルはもちろんのこと、コラーゲンが豊富。
コラーゲンが肌にいいのは周知の事実ですね。
若くてみずみずしい肌には水分を保持するコラーゲンが必要と言われています。
年を取ってくると気になるしわ対策にコラーゲンはとても重要です。
その他にも、脂肪の塊と言われているセルライトも実はコラーゲン等の結合組織の欠乏により起こるようです。
また、コラーゲンは荒れた胃腸の内壁の保護に役立ちます。
胃酸過多、過少で荒れてしまった胃や腸を保護し、また胃液を正常にする成分もコラーゲンに含まれています。
消化は栄養を吸収するためにはとても大切な器官。
胃腸を正常に戻し、消化吸収能力をあげることが体全体のヒーリングへの第一歩です。
一番簡単なブロスはチキン。
チキンを食べた後の骨を取っておいて、
たまったらブロスを作ります。
骨が比較的小さく柔らかいので、ビーフに比べて短時間で出来ます。
ホールチキンを買ってきて、
大胆にそのまま煮込むのもあり!
たくさん作ったら煮詰めて冷凍庫へ。
さて今度はいつ作ろうかな〜。
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