現代のように情報が氾濫していると
何を信じていいのかわからなくなってしまいますね。
サプリメントに関しても同じ。
これがこんなことやあんなことにこんなに効くんですよ〜。
という記事を見ると、これさえ飲んでいれば大丈夫。
という錯覚に陥ってしまいます。
先日英語のreal food ブログサイトで、
日本人女性の肌がきれいなのは、納豆を食べるからだ。
という記事をみかけました。
納豆にはビタミンKが豊富で、ビタミンKは肌のしわを防ぐ。
他の様々な要素を全て無視し、
日本人女性にしわが少ないのはひとえに納豆のおかげだというのです。
Miracle food Natto!
これだけ読んだら、私の世代でしわが気になり始めている女性はみな、
「Oh my got, I have to eat Natto somehow.」
となってしまうでしょう。
そして納豆が食べられない人々は、納豆サプリやビタミンKピルを探すのです。
これを書いた人は、
日本人女性がどんなに日焼けに気を使っているのか知らないのでしょう。
何はともあれ、私たちはこういう情報に踊らされてしまうのです。
さてさて、余談はこれくらいにして、
私がサプリを選ぶ時に必ず見ることは、
そのサプリが何から出来ているかです。
先日のポストで述べたように、私は食べ物の力を信じています。
人は他の動物、植物から命をいただいている。
人間は昔からそうして生きてきたのです。
人と食べ物の微妙なバランス。
これを、実験室で作られたケミカルで達成するのは非常に難しいと思います。
だから、サプリメントも食べ物から作られているものを選びます。
例えば、「vitamin C」の欄に「 ascorbic acid 」と書かれていたら、
それはおそらく人工的に作られたビタミンCです。
変わりに「orange 」と書かれていたら、
それはオレンジから取れた天然のビタミンCです。
体は何千年も前から天然のビタミンCを知っています。
人工のビタミンが作られるようになったのはつい最近のことです。
次に、「Non GMO Verified」(遺伝子組み換え品を使用していない)であるか。
人工的に作られたケミカル的なサプリメントは多くの場合、
遺伝子組み換えされた作物を原料としています。
遺伝子組み換えされた食べ物は、
体内のバクテリアに影響を及ぼすとされています。
昨今の研究で、どれだけ腸内バクテリアが重要視されているのかはもうご存知ですね。
遺伝子組み換え食品の安全性は確保されているのかというと、
長期での研究結果は未だ出ていないのが現状です。
私たちは遺伝子組み換え品を食べているファーストジェネレーションです。
これが子供達、さらにその子供達に及ぼす影響は、実は明らかになっていません。
GMOに限らずに、あまり安価なものには
鉛等の重金属が残っている場合があります。
こういったメーカーはサードパーティーでの商品分析をしていないことが多いので、
ラベル通りに成分が入っているかも疑わしかったりします。
ローカルのオーガニックで新鮮な食べ物を食べていたら、
サプリメントを摂る必要はないと思います。
でも、質の良い食品がいつでも手に入る訳ではありません。
値段も張ります。
その時々の事情で、何が食卓に並ぶかは変わってきます。
それを補うためのサプリ。
食品と組み合わせて、
最良の健康を保てるように努力する。
というより、あがいていると言ったところでしょうか?
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