いろいろなケミカルや添加物が入っていて、
本当に大丈夫?
「Skin is the largest organ of the body」
というフレーズをよく見ます。「肌は人の体で一番大きな器官です。」
という意味です。
肌はいろいろなものを吸収し、排出します。
肌にぬったものは、体の中に吸収されます。
そして体内の毒素は肌を通して排出されます。
肌は呼吸しています。
ですから、ローションや化粧品にケミカルが入っていたら、
もちろん肌に吸収されます。
肌から蒸発して消えてしまう訳ではありません。
体につけるものは、肌の呼吸を妨げず、なおかつ安全なものが望ましいのです。
ヴァセリンに代表される石油が元になって作られたものは、
毛穴を詰まらせます。
パラベンは癌の原因になります。
他にも、formaldehyde、 nitrosamines等、体に毒となるものがたくさん含まれています。
そんなことを学習するにつれて、
数年前から自分でスキンクリームを作るようになりました。
うちではこれで顔から足の先までカバーしています。
リップにも使えます。
危ないものが入っていないからです。
毛穴を詰まらせるものもなるべく少なくしています。
万能クリーム
材料:1カップは250CCです。
Shea butter 半カップ
coconut oil 大さじ2〜3
viamin E oil 大さじ1
vegetable glycerine 大さじ2
beeswax 大さじ1
*量は結構適当です。
Beeswax は細かく刻む。
Shea butter、ココナッツオイル、beeswaxをダブルブロイラーで溶かす。
(鍋等にお湯を入れ、その上に乗るようなサイズのボウルに材料を入れて温める。オイルの入った入れ物を直接火にかけない)
Bees waxは溶けにくいです。
全て溶けたら、vitamin E オイルとグリセリンを足して、ハンドミキサー等で混ぜる。
空き瓶に入れて出来上がり。
なぜこの材料に落ち着いたかというと、
前はココナッツオイルベースで作っていたのですが、
ココナッツオイルは毛穴を詰まらせるということを知ったからです。
ココナッツオイルには殺菌作用があるので、にきび等に効果がある一方、
毛穴を詰まらせてしまうので、人によっては悪化してしまいます。
「comedogenic ingredients」等でサーチするとインデックスとリストが出てきます。
Shea butter は、私が見たリストではcomedogenic indexが低かったので使っていますが
それだけだとかなりポロポロするので、他のオイルと混ぜています。
ベジタブルグリセリンも、ほぼテクスチャーのために足していますが、
保湿力があります。
ビタミンEオイルは、以前ひどい火傷をした時にぬっていたら治りが早く、
後もほとんど残らなかったので、肌に良さそうと思って入れているだけです。
配合やオイルのコンビネーションは、正直言って好みです。
shea butter はアフリカのナッツから取れる植物性オイルです。
常温では個体です。
このレシピでは少量のココナッツオイルとShea butterを使っているので、
夏の間はぬり易いですが、冬は結構固まってしまいます。
それを和らげるために、グリセリンやリキッドオイルを足しています。
beewswaxは、肌に保護膜のようなものを作り、保護します。
しかも肌の呼吸を妨げません。
朝晩顔を洗った後つけます。
体が乾燥したらつけます。
ハンドクリームとしても使います。
夏になると、息子の目の周りにはゴーグルの日焼け跡がついてしまい、
その周辺がかなり荒れていました。
医者にはエクジマ(湿疹)と言われました。
ゴーグルにできるカビのせいだとか、
プールのケミカルのせいだとかいろいろ説があります。
これに悩まされる、肌が敏感な子達が毎年少なからず出てきます。
今年は毎日このクリームをつけているからか、
目の周りの肌荒れがなくなりました。
この材料コンビ、私は気に入っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿